[ISインタビュー] 「エイリアン+ヒューマン」チェ・ドンフン監督、俳優にはトランシーバーを使わない

「エイリアン+ヒューマン」パート2、チェ・ドンフン監督。 (写真=CJ ENM提供)
「エイリアン+ヒューマン」パート2、チェ・ドンフン監督。 (写真=CJ ENM提供)

「孤独な第1部と第2部が重なり、『エイリアン+ヒューマン』はついに終わりを迎えます。 「『エイリアン + ヒューマン』には約 6 年間取り組んできましたが、完成できてうれしいです。」

映画『エイリアン+ヒューマン』パート2のチェ・ドンフン監督が、寒い冬の日、ソウル鍾路区のカフェで開かれたインタビューでこう語った。予測不可能で厳しい天気は大変だったが、実際、チェ・ドンフン監督にとって『エイリアン+ヒューマン』前編公開後の反応はさらに冷たかったと思う。その気持ちを代弁するかのように、チェ監督は『エイリアン+ヒューマン』パート2のプレス試写会で目に涙を浮かべ、「とても心配だった」と語った。

「第1部が終わった後はとても大変でしたが、OTTの対応がとても力になりました。 OTT でランキングが上がり、良い評価を得ることができたので、ポストプロダクション作業をするモチベーションが高まりました。同時に、OTT は本当に劇場の競合なのかと考えるようになりました。 「映画の競争こそがこの世の喜びのすべてだと思います。」

第1部と第2部に分かれたユニークな構成。チェ・ドンフン監督は、劇場で第2部を観て、OTTで第1部をもう一度見るという観客もいたと言及し、「いろいろな視聴形態があるのではないかと思った」と語った。彼は「『エイリアン+ヒューマン』は韓国映画界ではあまりうまくいっていない映画かもしれないが、OTT時代にはできない方法はないのかと思う」と説明した。

その枠を超えた独創的な想像力が『エイリアン+ヒューマン』には存分に込められている。これは、道士、仙人、宇宙人、人間の境界を越えるさまざまなキャラクターに特に当てはまります。パク・チャヌク監督も「エイリアン+ヒューマン」パート2を観て、これほど多様で多数の登場人物を見失うことなく導くチェ・ドンフン監督の能力に感嘆の意を表した。

「エイリアン+ヒューマン」パート2、チェ・ドンフン監督。 (写真=CJ ENM提供)
「エイリアン+ヒューマン」パート2、チェ・ドンフン監督。 (写真=CJ ENM提供)


チェ・ドンフン監督は繊細な人だと周囲は言う。俳優たちが現場でベストを尽くして撮影した映像の量に責任を持って編集している。俳優やスタッフの努力を最大限に活かしてスクリーンに生かしていくという責任感を持っている。

この種の繊細さはフィールドのいたるところに現れます。たとえば、チェ監督は撮影現場で俳優たちと話すときにトランシーバーを使わない。 「NGとOKの違いは紙一枚の差だから、トランシーバーでNGと言ったら役者は怖気づいて恥ずかしい思いをするのではないか?」と。さらに「100メートルでも200メートルでも走って直接話す」と話した。

チェ・ドンフン監督は「『エイリアン+ヒューマン』に最後の青春を捧げたような気がする。一度は燃え尽き症候群になるまでさまよったが、『エイリアン+ヒューマン』パート1、2を終えて新人のような気持ちになった」と語った。また。

「青春の終わりに全力を尽くしたと思います。 『エイリアン+ヒューマン』を経て自分がどう変わるかは分かりませんが、将来は本当に映画作りを楽しめるようになるのではないかと漠然と期待しています。 「まるで監督の運命を知っているかのようでした。」

「エイリアン+ヒューマン」パート2、チェ・ドンフン監督。 (写真=CJ ENM提供)
「エイリアン+ヒューマン」パート2、チェ・ドンフン監督。 (写真=CJ ENM提供)


続いてチェ・ドンフン監督は、パート1とパート2に分かれた『エイリアン+ヒューマン』を選んでくれた観客に感謝と謝罪の意を表した。編集にあたっては、第1部をご覧になっていない方でも第2部にスムーズに溶け込めるよう細心の注意を払いました。 「パート1を観てからパート2を観たほうが面白いかもしれませんが、観ていなくても理解には問題ありませんので、『エイリアン+ヒューマン』パート2をたくさん愛していただければと思います」同じように。”

「エイリアン+ヒューマン」パート2は、新しい剣を巡る激しい戦いで隠された秘密が明らかになる中、未来に戻って皆を救おうとする人間と教祖たちの物語を描いた映画だ。公開と同時に興行収入1位となり、公開2週目までトップを維持した。

チョン・ジンヨン記者 afreeca@edaily.co.kr

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